あしらい(和)

料理の主材料の味を引き立てたり、香りや彩りを添える取り合わせ。刺身などに添える「あさつき」などの薬味や海藻などのことで、「飾りづま」ともいう。盛り付けを美しく引き立てるとともに、消化を助けて生臭みを消す役割を果たしている...

おから / 御殻(和)

豆腐を製造工程で、豆乳を絞った後に出る絞りかす。おからを使ったうの花は、油揚げ、にんじん、長ねぎ、しいたけ、きくらげなどのせん切りを具として加え、しょうゆ、砂糖、酢で調味していり上げた料理。雪花菜とも呼ぶ。

ぎょしょう / 魚醤(和)

魚介類を原料に造った醤。日本では秋田のしょっつる(塩汁)、奥能登のいしる(魚汁)、香川のいかなご、鮭醤、鮎醤などが知られ、郷土料理に利用されている。東南アジアにも魚醤があり、タイのナムプラー、ベトナムのニョクマム、フィリ...

こうじ / 麹(和)

米・麦・大豆などの穀物にコウジカビなどの食品発酵に有効な微生物を繁殖させたもの。デンプンを加水分解するアミラーゼ、タンパク質を加水分解するプロテアーゼ、脂質を構成するエステル結合を加水分解するリパーゼなどの酵素作用を利用...

せごし / 背越し(和)

主に鮎に用いる刺身作りの方法。若い鮎や鮒をヒレ下から切り、箸で内臓を除き、ヒレを落とし5mm厚さで小口の筒切りにする。冷水で洗い身がはぜたら水気を拭き取り、器に盛って酢醤油やたで酢、酢味噌などを添えた料理を背越し仕立てと...