フォルスター「グランセラー」

新しい加湿循環方式の、スタイリッシュな空間にコーディネートする特別なワインセラー

ワインと過ごす時間を、よりスタイリッシュにこだわる「グランセラー」

「グランセラー」は、ワインセラーの基本思想「フォルスターイズム」を「ロングフレッシュ」から受け継ぎ、エレガントな佇まいにこだわり抜いてスタイリングしたワインセラーが設計コンセプト。大切に集めたワインとの時間に没頭する。仲間がつどい、おしゃべりを楽しむ。そんな貴方らしい特別な空間に、美しく調和する「グランセラー」があれば、ワインはもっと美味しくなる。プレミアムなデザイン思想を追求した「グランセラー」登場。

「フォルスターイズム」を継承した、新採用の温湿度センサー

新たに温湿度センサーを搭載し、高い加湿能力を備えつつ高すぎる湿度にならない適切な湿度制御を目指しました。設定可能な温度は5~20℃。ワイン貯蔵に向かない5℃未満の設定はできない仕様。日本酒やビールなどワイン以外のものを収納することよりも、「ワインを愛する方のためのワイン貯蔵専用機」であることにこだわっているためです。

新設計の扉天面に配置した、スタイリッシュな操作パネルとLED立体照明

操作パネルを扉の天面に配置したことにより、高さの低い機種であっても腰をかがめることなく、自然に目線を落とした状態で操作できる優しい設計。また、正面から、見たときに「数字」や「ボタン」類が一切目に入らない、今までにないすっきりとしたデザインを採用しました。

庫内上部、および左右側面は高さ違いに暖色系のLED照明を配置し、ワインボトルを探しやすくしました。LED照明が庫内全体を照らし出し、お気に入りのワインボトルを美しく見せます。

美しい木目を採用した、半分まで引き出せるスライド式ラック

ウッドブラウンの外観とよくマッチした木製飾りの付いたスライド式ワイヤーラックを標準装備。木のリアルな質感と手触りが愉しめるのもポイントの一つ。ワインボトルを手前と奥の二列配列とし、コンパクトなサイズに比して余裕のある収容本数を確保。スライド式ラックは半分まで引き出せるようにし、安全性を確保しながらも奥のワインボトルが取り出しやすい設計にしました。

新設計の左付け替え対応

ご購入時右開き仕様の扉を左開きに変更することが可能(※)です。お部屋のレイアウトや模様替えによって右開きだと不都合が生じる場合や、左利きの方など生活シーンに柔軟に対応できるようになりました。※扉の左付け替えは、有料オプションサービスとして承ります。

あんしんの保証期間は自信の証です。

「グランセラー」シリーズが採用しているコンプレッサー式は抜群の冷却力を持っていますので、扉の開閉によって庫内の温度が上昇しても、素早く元の温度に復帰します。過酷な夏場の周囲温度にも酷暑対応しています。ペルチェ式、熱吸収式など他の冷却方式に比べて電気代が安く、省エネです。「グランセラー」すべての機種の保証期間は、お買い上げ日から本体は1年保証、冷却循環回路部分は3年保証です。

ワインと過ごす時間を、よりスタイリッシュにこだわる「グランセラー」。新しい加湿循環方式搭載。1温度タイプと、2温度タイプのホームセラー。全4機種

ワイン愛好家が選ぶ、ワインセラーの10カ条

ワインは瓶内でも熟成が進み、保存環境の影響を受けやすい特徴があります。保存環境の影響は、長期間におよぶほど大きく、長くワインを保存するなら、ワインセラーがあると安心です。

「グランセラー」全ラインナップ加湿循環方式で、1温度タイプと、2温度タイプを展開

永年「ロングフレッシュ」で培ってきた加湿循環方式で庫内湿度を確保します。「飲み頃温度」のお客様のニーズに応えて、1温度タイプに加え、庫内を2つの温度に設定できる、2温度タイプワインセラーも展開。赤ワインの「飲み頃温度」や短期熱成に適した「保管温度」と、白ワインやスパークリングワインなどの低めの「飲み頃温度」に分けるといった、一歩進んだ使い方を提案します。

1温度タイプは、将来楽しみたいワインの長期貯蔵におすすめの専用セラー

1温度タイプの設定温度は12~15℃で、将来楽しみたいワインを貯蔵するワインセラーとしておすすめです。バックヴィンテージで買ったワインも、3か月程度ワインセラーに寝かせておくと、味が落ち着きワインがもつ本来の味を楽しめます。ワインも旅や移動をすると、疲れてストレスがかかり、本来の味を発揮しません。ワインセラーで少し休ませてから飲むとよりワインを楽しめます。

2温度タイプは、上室12~18℃。下室6~9℃の「飲み頃温度」に設定できる多目的セラー

上室には赤ワイン。下室には白ワインやスパークリングワインの「飲み頃温度」で保管できます。上室は12~18℃に設定されていますので、白ワインやスパークリングワインの短期的な熟成貯蔵庫としてもご利用いただき、召し上がる前日に上室から下室へ移して「飲み頃温度」でお楽しみください。尚、「飲み頃温度」での長期保管はワイン品質を妨げる要因にもなりますので、ワインを美味しく飲むためにも「飲み頃温度」での貯蔵は1ヶ月程度を目安に。

長期間保存し過ぎない

飲みごろ温度での保存には注意が必要です。ワインは瓶の中でも、熟成が少しずつ進んでいます。味わいは瓶に詰めたてが一番強く感じるものですが、時の経過とともに味成分が分解されて、強すぎる味わいをまろやかにしたり、渋み成分タンニンの分解によって甘味を出したりしていきます。こうした熟成は、ワインをより美味しくさせる要素のひとつですが、あまり長く置きすぎると成分分解が進み過ぎてしまい、味を損ねてしまうことがあります。

特に、赤ワインの場合、飲みごろ温度は高めですから、長く置いておくと熟成の進行が早まってしまいます。もちろん意図的に早めることもできますが、必要以上に長い期間おくと味がぼんやりしてしまい、シャープさを失うことがあるのです。飲みごろ温度での保存は1ヶ月以内に留めることをおすすめします。

過度の低温に注意。酒石って

間違って赤ワインを低温で保存すると、澱が多くなるとともに、ワインに溶け込んでいた成分の結晶である酒石が出やすくなります。酒石はブドウの酸味成分「酒石酸」とミネラルの「カリウム」が結合して結晶化したもので、グラスの中でキラキラと反射することから、ワインのダイヤモンドとも呼ばれています。酒石は、決して健康に影響を与えるものではありませんが、ワインの酸味や味わいを損なう原因にもなってしまいます。

白ワインやスパークリング・ワインの場合も、低温で長期間保存すると酒石が多く出るようになります。酒石は一度できると溶けにくく、うま味成分である酸の一部と結合してしまうため、味がものたりなくなることもあるのです。

また、温度が低すぎるとアロマが隠れていまい、酸味とタンニンが強くなってしまいます。舌触りも粗くなるので注意しましょう。長く保存すればするほど、環境による影響を受けやすくなります。長期保存をするなら、1温度帯のワインセラーで、ワインの保存に適しているとされる温度(12℃~15℃)設定をおすすめします。