カジュアルでもプロ品質、環境に優しいインバーター搭載の家庭用セラー
環境に優しいインバーターセラー。「カジュアルプラス」
ワインは天からの恵みです。ワインづくりは気温に左右されやすいブドウ育成からはじまります。年間の平均気温が10~16度の冷涼な気候、昼夜の寒暖差が大きいことが理想的な条件の一つです。そんなことからワイン生産者たちは、その土地のテロワール(風土や天気)と対話しながら手塩を惜しまず、その年の最上のワインを生み出しているのです。
一人ひとりへの環境への影響はわずかですが、普段の生活を見直すきっかけになればという想いから、省エネルギーを目指すインバーター・コンプレッサーを採用して新しく誕生したワインセラーが「カジュアルプラス」です。記念日にヴィンテージワイン、お祝いにコース料理とワイン、食卓の団欒に花を添えるワイン。ハレの日を彩り、日常を華やかに、様々な場面でワインを楽しめる喜びを「カジュアルプラス」とともにお楽しみください。
インバーター制御式による、振動の少ないコンプレッサー
冷却負荷に応じてコンプレッサーの回転数を変化させるインバーターコンプレッサーを採用。さらに「カジュアルプラス」では、コンプレッサーに防振処理を施してありますので、ワインに振動が伝わりにくい設計です。インバーターセラーは負荷に応じてコンプレッサーの回転数を制御することで、振動がより低減されます。扉の開閉によって庫内の温度が上昇した時にはパワフルに、必要のない時には回転数を落として効率よく庫内温度を穏やかに保ちます。
省エネ。従来のコンプレッサーに比べて電気代の大幅な削減
必要な分だけ稼働するため、効率がよく、比較的エネルギー消耗も少ないのも特長です。ペルチェ式、熱吸収式など他の冷却方式に比べて電気代が安く、省エネです。
独自の加湿循環方式
上部の通気孔から新しい空気を吸入し、庫内を循環して下部通気孔から排出させる「空気交換システム」により、庫内の空気をリフレッシュ。 庫内に吸入された空気中の水分は結露に変わり、冷却器に付着します。落ちた水分は冷却器の下に設置された水受けに。庫内の空気が冷却器を通過することで加湿され、さらに水受け内の水は風によって蒸発します。フォルスターのワインセラーは、この独自の「加湿循環方式」によって、保湿剤等の力をかりずに、まるでカーヴ内のような安定した湿度を維持できるのです。
あんしんの保証期間は自信の証です。
「カジュアルプラス」シリーズの冷却回路は、インバーター・コンプレッサー方式です。日本には表情豊かな四季があり寒暖差や湿度差は特有のものです。徹底した品質管理のもと日本の気候に適したワインセラーをお届けしています。「カジュアルプラス」すべての機種の保証期間は、お買い上げ日から本体は1年保証、冷却循環回路部分は3年保証です。
環境に優しいインバーターセラー「カジュアルプラス」。新しい加湿循環方式搭載。1温度タイプと、2温度タイプのホームセラー。全3機種
ワイン愛好家が選ぶ、ワインセラーの10カ条
ワインは瓶内でも熟成が進み、保存環境の影響を受けやすい特徴があります。保存環境の影響は、長期間におよぶほど大きく、長くワインを保存するなら、ワインセラーがあると安心です。
「カジュアルプラス」全ラインナップ加湿循環方式で、1温度タイプと、2温度タイプを展開
永年「ロングフレッシュ」で培ってきた加湿循環方式で庫内湿度を確保します。「飲み頃温度」のお客様のニーズに応えて、1温度タイプに加え、庫内を2つの温度に設定できる、2温度タイプワインセラーも展開。赤ワインの「飲み頃温度」や短期熱成に適した「保管温度」と、白ワインやスパークリングワインなどの低めの「飲み頃温度」に分けるといった、一歩進んだ使い方を提案します。
1温度タイプは、将来楽しみたいワインの長期貯蔵におすすめの専用セラー
1温度タイプの設定温度は12~15℃で、将来楽しみたいワインを貯蔵するワインセラーとしておすすめです。バックヴィンテージで買ったワインも、3か月程度ワインセラーに寝かせておくと、味が落ち着きワインがもつ本来の味を楽しめます。ワインも旅や移動をすると、疲れてストレスがかかり、本来の味を発揮しません。ワインセラーで少し休ませてから飲むとよりワインを楽しめます。
2温度タイプは、上室12~18℃。下室6~9℃の「飲み頃温度」に設定できる多目的セラー
上室には赤ワイン。下室には白ワインやスパークリングワインの「飲み頃温度」で保管できます。上室は12~18℃に設定されていますので、白ワインやスパークリングワインの短期的な熟成貯蔵庫としてもご利用いただき、召し上がる前日に上室から下室へ移して「飲み頃温度」でお楽しみください。尚、「飲み頃温度」での長期保管はワイン品質を妨げる要因にもなりますので、ワインを美味しく飲むためにも「飲み頃温度」での貯蔵は1ヶ月程度を目安に。
長期間保存し過ぎない
飲みごろ温度での保存には注意が必要です。ワインは瓶の中でも、熟成が少しずつ進んでいます。味わいは瓶に詰めたてが一番強く感じるものですが、時の経過とともに味成分が分解されて、強すぎる味わいをまろやかにしたり、渋み成分タンニンの分解によって甘味を出したりしていきます。こうした熟成は、ワインをより美味しくさせる要素のひとつですが、あまり長く置きすぎると成分分解が進み過ぎてしまい、味を損ねてしまうことがあります。
特に、赤ワインの場合、飲みごろ温度は高めですから、長く置いておくと熟成の進行が早まってしまいます。もちろん意図的に早めることもできますが、必要以上に長い期間おくと味がぼんやりしてしまい、シャープさを失うことがあるのです。飲みごろ温度での保存は1ヶ月以内に留めることをおすすめします。
過度の低温に注意。酒石って
間違って赤ワインを低温で保存すると、澱が多くなるとともに、ワインに溶け込んでいた成分の結晶である酒石が出やすくなります。酒石はブドウの酸味成分「酒石酸」とミネラルの「カリウム」が結合して結晶化したもので、グラスの中でキラキラと反射することから、ワインのダイヤモンドとも呼ばれています。酒石は、決して健康に影響を与えるものではありませんが、ワインの酸味や味わいを損なう原因にもなってしまいます。
白ワインやスパークリング・ワインの場合も、低温で長期間保存すると酒石が多く出るようになります。酒石は一度できると溶けにくく、うま味成分である酸の一部と結合してしまうため、味がものたりなくなることもあるのです。
また、温度が低すぎるとアロマが隠れていまい、酸味とタンニンが強くなってしまいます。舌触りも粗くなるので注意しましょう。長く保存すればするほど、環境による影響を受けやすくなります。長期保存をするなら、1温度帯のワインセラーで、ワインの保存に適しているとされる温度(12℃~15℃)設定をおすすめします。