赤ワインの飲み頃温度
テイスティングでは、15〜17℃が望ましいとされています。(日本ソムリエ協会)
ワインを美味しく楽しむためには、いかにそのワインの表情を引き出すことから、どんなワインにも飲み頃があります。赤ワインの飲始め温度は、早飲みタイプは16℃。熟成タイプは18℃が良いのですが、暑い気温がこもった真夏の夕食などでは、もう少し冷やして楽しんでも良いと思います。香りが立っていなければ、プロがテイスティングをするようにグラスを手の平で温めて温度を上げてみるのも良いでしょう。
カベルネ・ソービニョンのような収斂味の強い赤ワインは、16〜19℃の高めの温度で楽しむとまろやかになります。ピノ・ノワールのような柔らかい収斂味であれば、14〜17℃ぐらいがバランスの良く楽しめると思います。軽やかでフルーティーなガメィなどの赤ワインであれば、12〜14℃ぐらいの温度を目安にすると良いでしょう。またジンファンデルなどのイタリアワインやカルフォルニアなどは、14〜16℃で飲み始める場合もありますが、土壌やブドウ品種の特徴から考えれば、それも悪くないと思います。
赤ワインの飲み頃温度の目安
ライトボディー | 12〜14℃ |
ブルゴーニュ | 14〜17℃ |
ローヌ | 16〜19℃ |
ボルドー | 16〜19℃ |