ワインの湿度管理

ワインの湿度管理

保管湿度は70〜75%

ワイン生産者のワインカーブの構造は、カーブ内部に地下水の泉を作ったり、井戸を掘り一番底に地下水脈を持つことで、年間を通して70〜75%の一定の湿度環境が保たれるように考えられています。

「ロングフレッシュ」には、この天然カーヴと同じ構造の湿度管理システム(ロングフレッシュ加湿循環方式/特許 第128370331/Hermann Foester AG)を搭載しています。「ロングフレッシュ」内に吸入した空気中の水分は、冷却パイプに付着し、結露した水滴は水受けにたまり蒸発します。つまり新鮮な外気が「ロングフレッシュ」内の冷却パイプを通過することで加湿され、余分な水分は内部に備えられた湿度循環システムにより蒸発し一定の湿度を保つのです。

この技術は、カーブ内に地元の野菜や果物を保管しておくと鮮度が落ちないことがきっかけとなり、スイスのヘルマン・フォレスター社で開発されました。この「ロングフレッシュ加湿循環方式」は、最新式の地下室型ワインカーブにも応用されています。

人工的に水分を噴霧する均一性に欠ける加湿機器や、不安定な保湿材などの方式ではなく、振動もなく光を遮断した天然のカーブと同じ、環境を安定して生み出す独自の加湿循環方式を「ロングフレッシュ」は搭載しています。