ヴァンコネクトが選び抜いた、ワインセラー「フォルスター」
なぜ、ワインセラーが必要なのでしょうか?
ワインは、料理と共に至福の時間を楽しめる数少ないお酒ですが
とてもデリケートで、ナイーヴな飲み物です。
せっかくの記念日に、一生懸命作った料理には
ともに楽しめる健全なワインでないとちょっと残念です。
ワインのおいしさは、保管環境に左右されます。
私たち人間と同様に、湿度、温度、紫外線、振動が苦手です。
ワインセラーは、美味しいワインのための穏やかな寝室であると
私たちは考えています。
ワインを楽しむ機会が増え、様々なメーカーのワインセラーブランドがありますが、全て同じ機能ではありません。ヴァンコネクトが取り扱うワインセラーは、ワイナリーの貯蔵庫と同じ環境が得られる独特な加湿循環方式を備え、さらに環境に優しいインバーターコンプレッサーを採用している、「フォルスター・ジャパン」のワインセラーを中心に選び抜いています。
<ワインを楽しむ、5つの心得> 1:ワインは、贅沢な嗜好品です。 きちんと造られた飲み頃のワインであれば¥5,000円。 熟成することでフィネスが感じられるワインであれば¥10,000円以上です。 2:ワインには2つの楽しみ方があります。 「飲み頃のワインを2〜3ヶ月程度で楽しむ」「熟成するまで保管して楽しむ」 日本では熟成が必要な高級ワインでも、飲み頃ワインと同じ商流で取り扱われます。 せっかくのワインを熟成を待たずに消費してしまうのは、なんともったいないことでしょう。 3:失敗しないワインの購入条件はトレーサビリティ。 「常温にさらされたことのないワイナリー元詰めワインであること」 「保管環境や輸送環境が確認できるもの」 価格が張るものですから信頼できる専門店から購入します。詳しくはコチラ「ワインの管理体制」 並行輸入品にはくれぐれも注意が必要です。ワインの真価はボトルではありません。 4:ワイン保管に適した環境(湿度70~80%、温度12~15℃)を備えていること。 せっかく信頼できる専門店で購入してもワインが台無しになってしまいます。 5:ワインの真価を楽しむには、それぞれ微妙な温度があります。 基準は、赤ワイン15~19℃。白ワイン7~9℃。スパークリングワイン5~8℃。 ワインを楽しむ環境、ブドウ品種、ヴィンテージなどにより若干温度が異なります。 ちょっとアロマが足りないなと感じた時には、手でグラスを温めるような工夫も必要です。
当社が注目している加湿循環方式(ロングフレッシュ方式)は、創業1874年のスイス大手鉄鋼グループ「フォルスター社」の前身「ヘルマン・フォルスター社」が開発した、ワイナリー貯蔵庫と同様な安定した加湿環境生み出す国際特許技術(特許 第12837033)です。1987年に設立された「フォルスター・ジャパン」の「ロングフレッシュ」シリーズに採用され、ワインのプロたちから絶大の評価でトップシェアを誇るワインセラーです。
高い湿度を維持できる、独自の加湿循環方式
ワインの保管に湿度はとても重要です。ワインにとって理想的な湿度は70%~80%。加湿循環方式(ロングフレッシュ方式)により、高い湿度を維持することで、コルクの乾燥を防ぎ、ワインの品質を守ります。ワイン業界では圧倒的な信頼度の高さを誇っています。
ワイナリーと同じ、穏やかな温度変化
ワインの保存・管理で最も重要なのは一定の温度を保つこと。ワインの保存温度は、ワイナリーと同じ12℃~15℃が理想的です。何よりもデリケートなワインは、周囲の温度変化が緩やかであることが大切です。冷却システムは、インバーターコンプレッサー方式をお勧めします。
防振機能による、ワイン澱の安定化と落ち着き
ワイン酵母は瓶の中でも活きています。高性能なコンプレッサーに、さらに防振処理を施すことで、庫内の棚への振動を極力軽減。ワイン澱(酵母)を落ち着かせ、ワイングラスに注いだときに、クリアで美しいワインの色を楽しむことができます。
紫外線を通さない鋼板扉
もしくはUV反射加工を施したガラス扉
紫外線にあたると、赤ワインは退色、白ワインは黄変するなどの劣化の原因になります。プロが求める紫外線を全く通さない鋼板扉、ガラス扉にはUV反射加工を施し、紫外線からの影響を抑制。大切なワインを化学反応から守り、より理想的な保管環境を追究しています。
あなたにぴったりのワインセラーを選ぶために
ワインは活きています。ゆえにそれぞれに個性があります。その魅力を十分に楽しむためには、保管・熟成に適した温度「保管温度」と、味わうのに適した温度「飲み頃温度」があります。
保管・熟成に適した温度「保管温度」
ワインの保存に適している温度は、赤・白などのスティル・ワインやスパークリングワインともに共通で12~15℃です。また保管には湿度70%も必要です。デリケートなワインは、私たちの寝室と同じように周囲の温度や湿度などの環境変化が穏やかであることが大切です。なお、赤ワインを楽しむにはこの「保管温度」と同じ温度が「飲み頃温度」になります。白ワインやスパークリングワインは「飲み頃温度」が低いため楽しむ数時間前に、適正な「飲み頃温度」に冷やす必要があります。
味わうのに適した温度「飲み頃温度」
ワインの魅力を楽しむには、赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインといった大きな括りだけでなく、ワインの状態や味わう環境、合わせる料理などで、それぞれ「飲み頃温度」は異なります。たとえば、同じ生産者の赤ワインであっても、ブドウ品種や銘柄、ヴィンテージによって異なります。さらに遡ると、原料であるブドウの育成に影響する産地の個性や自然条件までもが、ワインの味わいに反映しているのです。
赤ワインの飲みごろ温度
カベルネ・ソーヴィヨンやメルロのような渋みのある赤ワインは、18℃~20℃の高めの温度で飲むと、渋みがまろやかになります。ピノ・ノワールのようにやわらかな渋みのある赤ワインは、少し温度を低くして15℃~17℃くらいにして飲むとよりバランスのよい美味しさに。甘味のあるジンファンデルや軽やかでフルーティなガメイなどの赤ワインであれば、12℃くらいの温度を目安にするとよいでしょう。甘味のあるワインは、温度が高くなるとさらに甘味が強まり、低くするとすっきりとした味わいになります。
白ワインの飲みごろ温度
白ワインは赤ワインより、低めの温度が適しています。同じ白ワインでも、フルーティな味わいのものは7℃~9℃が美味しく、辛口で酸味の強いワインは、その爽やかさを楽しむため、温度を低くして冷やして飲むとシャープな印象になります。逆にすっきりし過ぎると感じたら、手でグラスをあたためて、少し温度をあげるとやわらかな味わいに。甘口の白ワインは、4℃~6℃と低めにした方が、甘味がほどよく抑えられ美味しく感じる方が多いようです。
スパークリング・ワインの飲みごろ温度
スパークリング・ワインの場合、5℃~8℃の低い温度で冷やすと、泡が抜けにくくなります。辛口は高めに、甘口は低めにするとよいでしょう。
温度による味わいの違い
●熟成感のあるワインは、温度をあげるとより複雑な印象に。低くするとフレッシュ感が際立つ。
●酸味は温度をあがるとやわらかく、低くするとシャープな印象に。
●渋味は温度をあげるとまろやか、低くすると強調される。
●甘味は温度をあげると強まり、低くすると抑えられてすっきりと。